塩素水は日焼け止めの天敵です。塩素水の前では日焼け止めはまったくの無力であり、塗布された日焼け止めは塩素水に触れるやいなや肌から無情に剥がされる運命を避けることができません。

無力であるばかりではありません。塩素水によって剥がされた日焼け止めは、塩素水との化学反応によって有害物質に変化し、人体に悪影響を与える「敵」として牙をむくという意見もあります。

塩素水のプールでは日焼け止めがNGになって当然である

塩素水との交わりという観点から見ると、特に、「二酸化チタン」や「ナノ粒子」などが使用されているノンケミカルの日焼け止めが危険です。それは、塩素水と関わることで発がん性物質に変貌するとも言われています。
プールで日焼け止めを使ってはいけない理由としては、上記したような状況によって水質が汚染されるから、というものが主流です。
こういった主流の理由に対しては、「日焼け止めはプールの水質汚染には関係していない」という反対の立場を取り、プールでの日焼け止めの使用を許可せよ、という意見を表明する人たちもいます。

水質汚染があるかどうかよりも先に考えなければならないこと

しかし、「水質汚染があるかどうか」ということは、「まったく重要ではない」とまではいえませんが、「プールで日焼け止めを使わない最大の理由」にはなりえないのではないかと思います。
「水質汚染があるかどうか」とは関係なく、プールでは日焼け止めを使わないほうがいいのです。
それがなぜかというと、そもそも「無意味」だからです。「無意味」である上に、さらにその無意味な行動のせいで水質汚染の可能性もあるかもしれない、ということが重要なのであって、この前後関係を間違ってはいけません。
わざわざ「無意味」なことをして、危険かもしれない可能性を呼び込むのはやめたほうがよいでしょう。